用語集

割安株投資でよく使われる言葉を集めた用語集です。割安株netで分からない単語を見つけたらこの用語集で調べてみてください。割安株の用語を学んでじゃんじゃん儲けましょう。



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安全域

英語名:margin of safety

読み方:あんぜんいき

安全域とは、ベンジャミン・グレアムが提唱した証券取引に関する概念。グレアムは「通常の状況下において、安全域は、期待収益力が現行の債券利率を大幅に上回ったその超過部分となる」としている。「安全性のマージン」「安全余裕率」とも訳される。



ROE

英語名:return on equity

読み方:あーるおーいー

ROEは、投下した資本を使いどれだけの利益を上げたのかをみる指標で、当期純利益を自己資本で割ることにより求める。単位は%。

例えば、当期純利益が5億円、自己資本が50億円の企業では、5億÷50億で10%となる。

ROEは、自己資本をどれだけ効率よく使い利益を上げたかをみる指標であり、他人資本(負債)の多い少ないは考慮されていないことに注意が必要である。

例えば、自己資本が10億円で負債が40億円の会社と自己資本が50億円で負債がない会社が、同じ5億円の利益をあげた場合、前者のROEは50%、後者のROEは10%となる。前者の方が高い数値を示すが、負債が多いため財務の健全性に問題があるともいえる。

ROEは、EPS(1株当たり利益)÷BPS(1株当たり純資産)と考えることもできる。BPSが一定であるとすると、ROEを高めることはEPSを上昇させることになり、ROEの向上が株価の上昇につながるという考え方ができる。

ROEは「株主資本利益率」「自己資本利益率」ともいうが、2013年現在の会社法および会計基準においては、正確な呼称は「自己資本利益率」である。

EPS

英語名:earnings per share

読み方:いーぴーえす

EPSとは、当期純利益を発行済株式数で割った値。企業が上げた利益を1株という単位で割った指標なので、企業の収益力を見ることができる。「1株当たり利益」「1株利益」「1株益」などともいう。

EDINET

英語名:EDINET

読み方:えでぃねっと

Electronic Disclosure for Investors’ NETworkの略。金融庁が運営する「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」。

企業が提出した有価証券報告書、有価証券届出書、大量保有報告書などの開示書類をウェブ上で閲覧することができる。

解散価値

英語名:break up value

読み方:かいさんかち

企業が事業をやめて解散した時、株主に還元される資金。全ての資産から全ての負債を支払った後に残る資産。「純資産」や「株主資本」と同じものとなる。

資産や負債の簿価は、時価に比べ過大評価・過小評価されていることも多いため、正確な解散価値の把握は難しい。

会社四季報

読み方:かいしゃしきほう

株式会社東洋経済新報社が発行する、投資家のための企業情報ハンドブック。通称「四季報」。全上場企業の特色や近況、業績予想、財務データなどが掲載されている。四半期ごと(3月、6月、9月、12月の中旬)に刊行される。同類の刊行物には日本経済新聞社発行の「日経会社情報」やダイヤモンド社発行の「「株」データブック」などがある。競合誌の中では最もシェアが高い。

株価キャッシュフロー倍率

英語名:price cash flow ratio

読み方:かぶかきゃっしゅふろーばいりつ

→PCFR

株価収益率

英語名:Price Earnings Ratio

読み方:かぶかしゅうえきりつ

→PER

株価純資産倍率

英語名:price book-value ratio

読み方:かぶかじゅんしさんばいりつ

→PBR

株式益利回り

英語名:earnings price ratio, stock yield

読み方:かぶしきえきりまわり

株式益利回りとは、一株当たり純利益を株価で割ったもの。そのため、株式益利回りは、PER(株価収益率)の逆数となる。例えば、PERが20倍なら株式益利回りは5%、PERが10倍なら株式益利回りは10%となる。PERの逆数となっているのは、金利水準との比較を目的としているためである。株式益利回りは、その値が高ければ高いほど、株価は割安と判断できる。「株式益回り」ともいう。

株主資本

英語名:shareholder's equity

読み方:かぶぬししほん

株主が出資した「資本金」や、それによって生み出された「利益剰余金」など、株主の持ち分のこと。

貸借対照表上では、「純資産の部」において、資本金、資本剰余金、利益剰余金、自己株式などから構成される。

株主資本比率

英語名:capital ratio

読み方:かぶぬししほんひりつ

→自己資本比率

株主資本利益率

英語名:return on equity

読み方:かぶぬししほんりえきりつ

→ROE

期待収益率

英語名:expected rate of return

読み方:きたいしゅうえきりつ

投資を実行する際に期待される収益率。「期待リターン」や「要求収益率」ともいう。

時価総額

英語名:market capitalization

読み方:じかそうがく

ある企業について市場が評価した値段。株価に発行済株式数をかけた額。

例えば、発行済株式数が100万株で、株価が500円の企業の場合、時価総額は「100万×500」で5億円になる。

時価総額は、一般的にはその企業の規模を示す。また、その企業の業績や今後の成長に対する期待感も示している。しかし、時価総額は、その元となる株価が過大評価や過小評価されることもあるため、絶対的な評価基準ではない。

ある取引所で扱われている全銘柄の合計値やあるセクターに属する全銘柄の合計値を指すこともある。

自己株式

英語名:treasury stock

読み方:じこかぶしき

企業が保有する自己の株式。金庫株(きんこかぶ)ともいう。企業が自己株式を消却すると発行済株式数が減少するため、株主利益の拡大につながる。

自己資本

英語名:tangible net worth

読み方:じこしほん

企業の総資本のうち、返済する必要のない資本。自己資本の正確な定義は曖昧で、純資産の意味で使うこともあれば、株主資本の意味で使うこともある。

自己資本比率

英語名:capital ratio

読み方:じこしほんひりつ

自己資本(株主資本、純資産)を総資産で割った値。単位は%。企業財務の安定性をみる指標。

総資産は自己資本と他人資本(負債)から成る。自己資本は他人資本と異なり、返済義務も利払いも生じない。したがって、自己資本の比率が高いということは財務の健全性が高いといえる。

一般に自己資本比率が高いほど財務の健全性が高いという評価になるが、極度に高い場合は、財務レバレッジ効果を有効に活用していない(他人資本を活用していない)というマイナスの評価を受ける場合もある。

自己資本利益率

英語名:return on equity

読み方:じこしほんりえきりつ

→ROE

社債

英語名:corporate bond

読み方:しゃさい

企業が発行する債券。一般的に満期日までの間は利子が支払われ、満期日に額面金額で払い戻しされる。株式は資本であるが、社債は負債となる。普通社債、転換社債、割引債などの種類がある。

純資産

英語名:book value

読み方:じゅんしさん

総資産から負債総額を差し引いた金額。

スクリーニング

英語名:screening

読み方:すくりーにんぐ

条件を指定して銘柄を選別すること。証券会社のウェブサイト等でその機能が提供されたりしている。スクリーニング機能を使うと希望の条件に合致する銘柄を素早く見つけることができる。

損益計算書

英語名:profit and loss account

読み方:そんえきけいさんしょ

企業の財務諸表の一つ。一定期間における「収入」と「支出」を対応表示させた会計報告書。企業の経営成績をみることができる。P/Lとも表記される。

貸借対照表

英語名:balance sheet

読み方:たいしゃくたいしょうひょう

企業の財務諸表の一つ。「資産」と「負債」「資本」を対照表示させた会計報告書。資産、負債、資本の分析を行うことにより、企業の安全性や手元流動性を判断することができる。B/L、バランスシートとも表記される。

長期金利

英語名:long-term interest rate

読み方:ちょうききんり

取引期間が1年以上である資金に対する金利。国が発行する10年国債の流通利回りが基準となっている。

国債の金利は、債券市場の需給関係で決まる。国債の買い手が少なくなれば、価格は下がり利回りは上がる。逆に買い手が多くなれば、価格は上がり利回りは下がる。

内在価値

英語名:intrinsic value

読み方:ないざいかち

時価総額や株価とは別に、企業の基礎的要因によって決定される価値。基礎的要因には、その企業の収益や資産、配当など定量的に表現できるもののほか、経営者の能力など定量的に計れないものも含まれる。

企業の内在価値を算出し、それを時価と比較すれば、株価の割安・割高を判断できるとされている。

内部留保

英語名:internal reserves

読み方:ないぶりゅうほ

当期純利益から配当や役員賞与等を差し引いた部分。企業内部に留保され再投資に回される。成長を重視する企業においては、再投資によっての成長を目指すため、配当を少なくし、内部留保を厚くすることが多い。

日経会社情報

読み方:にっけいかいしゃじょうほう

株式会社日本経済新聞社が発行する、投資家のための企業情報ハンドブック。全上場企業の業績解説や事業展望、業績予想、財務データなどが掲載されている。四半期ごと(3月、6月、9月、12月の中旬)に刊行される。同類の刊行物には東洋経済新報社発行の「会社四季報」やダイヤモンド社発行の「「株」データブック」などがある。

のれん

英語名:goodwill

読み方:のれん

のれん(暖簾)とは、企業が持つ「ブランド」「ノウハウ」等、無形の財産的価値のこと。通常、企業買収の際には、当該企業の持つ資産よりも余分に金額が支払われる。この余分の金額をのれんという。のれんは「営業権」とも呼ばれる。

例えば、ある会社が、純資産5億円の会社を10億円で買収した場合、5億円がのれんとして、貸借対照表上の無形固定資産として計上される。

日本の会計基準では、のれんは減価償却とされているが、国際会計基準では、価値が損なわれた時にのみ減損処理を行うことになっている。

バイ・アンド・ホールド

英語名:buy and hold

読み方:ばいあんどほーるど

取得した有価証券などを長い間保有し続け、長期的なリターンを狙う投資手法のこと。

配当利回り

英語名:Dividend Yield

読み方:はいとうりまわり

投資によってどのくらいの配当金が得られるのかを表す指標。1株当たりの年間配当金を株価で割って求める。単位は%。年間配当金は主に予想値が使用される。

例えば、配当金が年間30円で株価が1000円なら、30÷1000×100で3%となる。

株価が下がると、配当利回りは上昇するため、割安株を判定する指標として重視する投資家も多い。

しかし、配当利回りだけで割安・割高を判断することはできない。例えば、ある企業が利益を配当に回さず内部留保した場合、配当利回りは低くなる。しかし、内部留保した利益を再投資に回すことにより将来的に収益が増える可能性もある。こういうケースは配当利回りからだけでは判断できない。

発行済株式数

英語名:shares outstanding

読み方:はっこうずみかぶしきすう

企業が実際に発行している株式の総数。自己株式は含まれない。

バリュー株

英語名:value stock

読み方:ばりゅーかぶ

→割安株

1株当たり純資産

英語名:book-value per share

読み方:ひとかぶあたりじゅんしさん

→BPS

1株当たり利益

英語名:earnings per share

読み方:ひとかぶあたりりえき

→EPS

BPS

英語名:book-value per share

読み方:びーぴーえす

企業の安定性をみる指標の1つ。純資産を発行済株式数で割って求める。BPSが高いほど、その企業の安定性が高いとされる。「1株当たり純資産」ともいう。

PER

英語名:Price Earnings Ratio

読み方:ぴーいーあーる

株価をEPS(1株当たり利益)で割って算出する指標。単位は「倍」。企業の収益面から見て、株価の割高・割安を判断する指標として広く利用されている。しかし、どの程度の値が割安であるという具体的な値は決まっておらず、一般的には、市場平均との比較、その企業の属する業種の平均との比較、あるいはその企業の過去のPERとの比較等で割高・割安を判断することが多い。PERは「株価収益率」ともいう。

PCFR

英語名:price cash flow ratio

読み方:ぴーしーえふあーる

株価を1株当たりキャッシュフローで割った値。単位は「倍」。株価が1株当たりキャッシュフローの何倍(何年分)となっているかを示す指標。PERなどと同じく株価の割安・割高をみるために使われる。

PCFRは、一般的にその値が低いほど割安で、高いほど割高と判定される。絶対的な基準はなく、市場平均や業界平均、過去の水準などとの比較で使用される。

PCFRは、会計基準に左右されないキャッシュフローに着目しているため、国ごとに異なる会計制度の影響を受けにくいことが特長である。同じ株価の割安・割高をみる指標のPERは、会計基準に左右される利益をもとに算出するため、国際的な比較では使用しづらい面がある。

PBR

英語名:price book-value ratio

読み方:ぴーびーあーる

企業の時価総額が、その企業の会計上の解散価値の何倍であるかを表す指標。株価をBPS(1株当たり純資産)で割ることにより算出する。BPSは、一般的には直近の実績値が使用される。時価総額を純資産で割ることによっても計算可能。単位は「倍」。「株価純資産倍率」ともいう。

PBRは、株価の割安度を資産面からみる指標である。時価総額と解散価値が同じである場合、PBRは1倍となる。そのため、PBR1倍が株価の下値の目安となる。

PBRを計算する時の純資産は簿価である。そのため、資産の中に価値が劣化しているものがあった場合、PBRの値は不正確なものとなるので注意が必要である。

また、将来的に純資産が減ると見られている銘柄は、PBR1倍未満であっても割安株とはいえない点にも注意が必要である。

有価証券報告書

読み方:ゆうかしょうけんほうこくしょ

企業内容の開示資料。株式を金融商品取引所に上場した会社などは、有価証券報告書を毎事業年度終了後3ヶ月以内に内閣総理大臣に提出することが義務付けられている。

内容は「企業の概況」「事業の状況」、財務諸表等が記載される「経理の状況」など。

有価証券報告書は、提出会社の本店または主要な支店、財務局、日本証券業協会、金融商品取引所などで閲覧することができる。また、直近5年以内に提出されたものについては、金融庁提供の行政サービスである「EDINET」を通じて閲覧が可能となっている。

有利子負債

英語名:liabilities with interest, interest bearing debts

読み方:ゆうりしふさい

会社が持つ、金利をつけて返済しなければならない負債。有利子負債には、利払いというコストが生じるため、有利子負債が多いほど財務健全性が低いといえる。

一般的に有利子負債となるものには、借入金、割引手形、社債などがある。負債の中でも買掛金や支払手形、未払金などは金利がつかないため、有利子負債とはならない。

利益剰余金

英語名:earned surplus, retained earnings

読み方:りえきじょうよきん

企業の経済活動の結果生じた資本の増加部分のうち、その発生源泉が利益であるもの。

自己資本のうち資本金を超える部分が剰余金であるが、そのうち毎年度の利益や損失、または積立金など、その発生源泉が利益であるものが利益剰余金である。

言いかえると、企業が生み出した利益・損失を会社内部に蓄積したものが利益剰余金である。

リスクプレミアム

英語名:risk premium

読み方:りすくぷれみあむ

リスクのある投資に対して、投資家がそのリスク分に対し求める上乗せ利益。

もし、リスクのない資産に投資した時の収益率とリスクのある資産に投資した時の期待収益率が同じであれば、誰もリスクのある資産に投資しない。そのため、リスクのある資産への投資では、そのリスクに応じて期待する上乗せ分の利益があるはずである。この上乗せ利益のことをリスクプレミアムという。

割安株

英語名:bargain stock

読み方:わりやすかぶ

本来持っている価値に比べ、株価が安いと思われる銘柄。

割安かどうかの判断は、様々な投資指標や投資尺度を、市場平均値や過去の水準などと比較して行う。割安の判断によく使用される指標には、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、PCFR(株価キャッシュフロー倍率)などがある。

「バリュー株」ともいう。